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「痴漢」に関するお役立ち情報

痴漢で後日逮捕される場合はある?逮捕までの日数や対処法

  • 文責:弁護士 上田佳孝
  • 最終更新日:2023年2月1日

1 後日逮捕されるケース

痴漢として思い浮かぶのは、電車内で男性が女性の臀部や胸部を触ったりする行為でしょう。

痴漢で逮捕される場合、被害者に腕をつかまれ、痴漢行為をしたと糾弾され、駅員や警察官を呼ばれ、警察署に連行されるといったように、即日逮捕されるという事案が多いです。

後日逮捕されるケースとしては、電車内で痴漢した場合でも、被害者の追及を振り切り逃げた場合、後日逮捕されることが考えられます。

また、路上での痴漢の場合、電車内の痴漢と比べて、逃げることが容易であると思われますが、逃げても、後日逮捕されることが考えられます。

2 後日逮捕される原因

電車内での痴漢の場合、駅構内には、改札、ホーム、エレベーター等、至るところに防犯カメラが設置されています。

この防犯カメラの映像をもとに、逃走した犯人の顔や身体的特徴を把握します。

これと被害者や目撃者の証言も考慮した上で、犯人を特定していきます。

犯人が毎日決まった時間帯に駅を利用しているような場合、警察官は、駅構内などで張り込みすることもあるでしょう。

また、逃走した犯人が改札を通過する際にICカードを使用しており、ICカードに氏名等、個人情報の記録がある場合、犯人を特定、検挙することは容易になるでしょう。

路上での痴漢の場合でも、防犯カメラの映像が鍵となるでしょう。

昨今、防犯カメラは広く普及しており、犯行現場が防犯カメラに写っているならば、その映像をもとに犯人の特徴を把握します。

犯行現場に防犯カメラが無かったとしても、被害者から犯人の特徴を聞き、近隣の防犯カメラ、コンビニ等の近隣店舗の防犯カメラに、犯人と思わしき人物が映っていたら、その特徴を把握します。

そして、警察は、犯罪が起きた地域での警戒を強め、犯人と似ている特徴の人物がいたら職務質問をする、場合によっては近隣住民に対する地道な聞き込みをするなどして、犯人を特定しようとするでしょう。

3 後日逮捕されるまでの流れ

上述のような警察の捜査の結果、とある被疑者が犯人である疑いが強いことが判明した後、警察官は、被疑者を含む複数の人物の写真を被害者に見せ、痴漢をしてきた犯人として被疑者を特定できるかを被害者に確認することもあるようです。

後日逮捕される場合、警察官は、逮捕状を携帯して被疑者の自宅を訪問し、自宅玄関先で逮捕状を執行されて逮捕されることもあれば、任意同行という形で被疑者を警察署に連れていき被疑者から事情聴取した上で逮捕するというパターンもあるでしょう。

4 後日逮捕されるまでの日数の目安

後日逮捕の場合、事件発生から1週間程度で逮捕されることもあれば、数か月から1年程度後に逮捕されることもあります。

痴漢事件に限らず、事件の内容や重大性、他事件の捜査との兼ね合い等によって、当該事件の逮捕までの日数は変化すると思われますが、一言でいえば、警察等捜査機関の都合によるところが大きいので、どれくらいの期間で逮捕されるかについては、何ともいえません。

時効という観点で考えると、強制わいせつ罪となる痴漢であれば7年、迷惑防止条例となる痴漢であれば3年経過すれば、逮捕される危険はなくなるといえるでしょう。

5 後日逮捕を防ぐ方法

罪を犯して逃げてしまい、いつか逮捕されるかもしれないと不安な日々を過ごすのを避けたいならば、警察に自首することを考えましょう。

自首することによって、逃亡のおそれ等がないことを示すことによって、逮捕の可能性を低減させることができます。

また、自首することによって、被疑者に対する処分が軽くなる可能性もあります。

なお、自首すべきかどうかについては、難しい判断も絡むため、弁護士に相談することをお勧めします。

6 痴漢の後日逮捕が不安なら弁護士法人心までご相談を

痴漢をして逃走してしまった方は、今後どうなるか不安な気持ちでいっぱいかもしれません。

弁護士法人心には、痴漢事件に精通した弁護士が在籍しておりますので、是非ご相談ください。

弁護士に話をするだけでも、お気持ちが楽になるかもしれませんし、自首や示談をご希望であれば、警察署に同行したり、被害者と示談交渉したり、ご自身にとって良い結果となるように、尽力させていただきます。

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