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「交通犯罪」に関するお役立ち情報
飲酒運転の同乗者の刑事責任
1 飲酒運転の同乗者が刑事責任を負うのか
飲酒運転をした運転手が刑事責任を負うのは、当然でしょう。
その際、飲酒運転をした車に乗っていた同乗者は、何らかの刑事責任を負うのでしょうか。
飲酒運転をしたわけではないし、同乗しているだけで罪に問われることがあるのか解説します。
2 飲酒運転の同乗者が責任を負う場合
まず、通常は、飲酒運転の車に同乗しているだけでは、罪に問われることはありません。
しかしながら、運転手が飲酒していることを知っていた場合や飲酒している運転手に対して自身の運送を要求や依頼したような場合には、刑事責任を負う可能性があります。
自身が自動車運転免許を持っているかどうかにかかわらず成立するため、注意が必要です。
3 飲酒運転の同乗者が逮捕されることはあるのか
飲酒運転の自動車が事故を起こし、人の死傷する結果等が生じた場合には、飲酒運転の運転手は、逮捕される可能性があります。
また、同乗者であっても、逮捕される可能性がゼロというわけではなく、事故の状況や被害の程度、同乗者の責任の程度等から逮捕の必要性が判断され、同乗者であっても逮捕されてしまうというおそれはあります。
4 飲酒運転で逮捕されたら
飲酒運転の運転手や同乗者として逮捕されると、最大23日間の身柄拘束がなされるおそれがあり、場合によっては、社会生活に著しい支障を生じかねません。
万が一、飲酒運転で逮捕されてしまったら、できる限り早急に弁護士に相談・依頼をするなどして、早期の身柄拘束からの解放を目指すべきでしょう。
5 飲酒運転に詳しい弁護士に相談する
飲酒運転の車に同乗していて逮捕されてしまった、または、逮捕はされていないが警察が自分を捜査しているように感じる、などの場合には、できる限り早い段階で飲酒運転に詳しい弁護士に相談するようにしましょう。
当法人では、飲酒運転の犯罪に詳しい弁護士が迅速かつ丁寧に対応していますので、名古屋で飲酒運転をしてしまいお困りの際には、一度当法人までご連絡ください。